【Revit】専門分野の設定方法|要素の分野はどこで決まる?変更できる?

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Revitの「専門分野」とは?

Revitには「専門分野(Discipline)」という表示制御の仕組みがあります。

代表的な専門分野は次のとおりです。

  • 建築
  • 構造
  • 機械
  • 電気
  • 配管
  • 調整

この専門分野は、単なる分類ではありません。

  • 隠線表示の出方
  • 表示の優先順位
  • 分野別ビューの見え方

に影響する重要な設定です。


専門分野はどこで設定されているのか?

専門分野には、実は2つの側面があります。

  1. ビューの専門分野
  2. 要素に紐づく専門分野

この違いを理解することが大切です。


ビューの専門分野の設定方法

ビューの専門分野は、プロパティから変更できます。

設定手順

  1. ビューを選択
  2. プロパティパレットを確認
  3. 「専門分野」を変更

ここで選択した分野によって、

  • 隠線の表示方法
  • 分野別表示の挙動

が変わります。


要素の専門分野はどこで決まる?

ここが最も誤解されやすいポイントです。

結論から言うと、

要素の専門分野は「カテゴリ」によって決まっています。


具体例

  • 壁 → 建築分野
  • 構造柱 → 構造分野
  • ダクト → 機械分野
  • 配管 → 配管分野

つまり、通常の要素は「分野を直接変更する」という操作はできません。

分野はカテゴリに内包されているのです。


要素の専門分野は変更できる?

基本的に、既存要素の分野だけを直接変更することはできません。

しかし、間接的に変更する方法はあります。


方法① カテゴリを変更する(ファミリの場合)

ファミリであれば、カテゴリを変更できます。

手順

  1. ファミリエディタで開く
  2. 「ファミリカテゴリとパラメータ」
  3. カテゴリを変更

カテゴリを変更すると、結果的に専門分野も変わります。

※一部変更できないカテゴリもあります。


方法② 別カテゴリで作り直す

プロジェクト上のシステムファミリ(壁・床など)はカテゴリ変更ができません。

その場合は、

  • 別カテゴリで再作成する
  • 適切なテンプレートからファミリを作る

といった対応が必要です。


ファミリ作成時の注意点

専門分野を正しく扱うためには、

ファミリ作成時のカテゴリ選択が重要です。

新規ファミリ作成時に選ぶテンプレート(.rft)が、分野に大きく影響します。

例:

  • 一般モデルテンプレート
  • 構造フレームテンプレート
  • 機械設備テンプレート

ここで選択を誤ると、後から表示挙動が想定と異なることがあります。


専門分野は何に影響するのか?

専門分野は、次の表示制御に影響します。

  • 隠線表示(専門分野別)
  • 分野別ビューの表示
  • 表示優先順位
  • 調整ビューの見え方

特に「隠線表示」を専門分野別に設定している場合、

ビューの分野 × 要素の分野

の組み合わせによって、隠線の出方が変わります。


よくある誤解

誤解① 要素ごとに分野を自由に変えられる

→ できません。カテゴリで決まっています。

誤解② ビューの分野を変えれば要素の分野も変わる

→ 変わりません。ビューと要素は別の概念です。

誤解③ 分野は単なる表示フィルター

→ 実際はRevit内部ロジックに深く関わる制御項目です。


まとめ

Revitの専門分野のポイントは3つです。

  1. ビューには専門分野設定がある
  2. 要素の専門分野はカテゴリで決まる
  3. 直接変更はできず、カテゴリ変更で対応する

専門分野を理解すると、

  • 隠線表示の仕組み
  • 分野別表示の違い
  • 表示トラブルの原因

が整理できるようになります。

表示設定で迷ったときは、

「この要素はどのカテゴリか?」
「ビューの専門分野は何か?」

この2つを確認するのが近道です。

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